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【暮らしのヒント】洗面ガラスのくもりどめコートを長持ちさせる方法
2025年7月10日

こんにちは、平屋工務店です。

本日は、暮らしを快適にするお掃除情報をお届けします♪

本日のテーマは、洗面台の鏡のくもり。夏の間はあまり気にならないものですが、お手入れの仕方によってはくもりどめコートの効果がなくなります。

冬になって、コートが剥がれていたりすることのないように、夏の間に正しいケアを続けましょう!

 

絶対NGは、「ゴシゴシ磨く」こと

鏡のくもりどめは、樹脂膜をコーティングする加工を施します。

樹脂膜は吸水性をもっているので、蒸気を吸水して鏡の表面に水の膜をつくり、くもりを防ぐ仕組みになっているのです。

くもった鏡に水をかけると、一時的にくもりが消えますよね。

そして水が蒸発すると、またくもります。

わかりやすく言えば、この、水をかけた時に近い状態を、長くとどめることができるようにしたのが、くもりどめのコーティングになります。

コーティング剤は鏡の表面に塗ってあるだけですから、絶対にしてはならないのは、強くゴシゴシ磨くことです。

たまに、「汚れを落とそうとメラミンスポンジでこすった」という話を聞きますが、研磨剤の使用はタブーです!

コーティング剤が剥がれると、蒸気があたった時にそこだけ白くくもってしまい、鏡が使いづらくなりますから注意しましょう。

 

鏡に汚れがついた時の掃除方法は

洗面台は、歯磨きをしたりヘアカラーをしたりと、鏡にいろいろなものがつきやすい環境です。

コーティングを傷つけない掃除方法を、汚れ別に見てみましょう。

 

○ヘアカラーがついた場合

コーティング剤はやわらかい材質でもあり、毛染めのような色の強いものが付着すると変色してしまいます。

時間が経つとどんどん落としにくくなりますから、ついた瞬間にまずはサッと拭き取りましょう。

メーカーが推奨している方法はこちら。
・台所用の中性洗剤を、約5倍の水で薄めてコットンに含ませる。
・コットンを汚れた部分に貼り付けて、上からラップを貼る
・1〜2時間放置して、やさしく拭き取る

ラップを貼っておくのは、コットンが乾いたり、液ダレしたりするのを防ぐためです。

この方法では、時間が経ったものはうまく落とせないことがあるようです。

どうしても落ちない場合に漂白剤を使う人もいるようですが、傷をつける可能性もあるので、自己判断する前にメーカーに問い合わせるなどして、傷をつけない方法で対処しましょう。

 

○歯磨き粉がついた場合

歯磨き粉には研磨剤が含まれているため、焦って強くギュギュッと押しながら拭くのは厳禁です!

ティッシュや布などを濡らして、やさしく拭き取りましょう。

どんなものがついても、拭き取るときはやさしく、が鉄則です。

濡れた紙や布で拭いた後は、乾いた布で水滴を取るのも忘れずに。

 

●鏡掃除で使わないほうがいいもの

研磨剤入りの洗剤、ナイロンたわし、歯ブラシ、メラミンスポンジなど、やわらかいものを傷つけやすいグッズ。

鏡は、爪や指先で強くこするのもNGです。

 

剥がれたり傷ついたりしたコーティング剤は元に戻せません。

傷が全体に広がっていたりすると、最悪の場合、買い替えなければならなくなりますから、気になる汚れがついても焦らずに、そーっと拭いてみてくださいね。

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